ナナシス3rdライブに行ったお話。
こんにちは。のーねーむです。
ニコニコブロマガだと脚注が書けないことに気づき、最近そういう記事が増えてきていたので引っ越しました。過去の記事を特に改めて書く気はないんですが、とりあえず書きます。
GW終盤の気分ですが、そろそろ仕事がチラついて気分よく夜更かしできなくなってきました。
GWも相変わらずオタクなのでオタクイベントに行ってるんですが、四国で行われている例のイベントにはどうしても行きたいイベントが無く、一方行きたいイベントは土日の福岡って。
ということで今日は先日行われたナナシス3rdのお話をします。
ダラダラ書く時間も無いので、要点と書きたいことまとめて、サラっと!
と言いたいんですが、多分ほとんど書きます。それくらいの3公演だったと思います。
もくじ
0.intro~ライブ前~
1.ナナシスにとっての3rdライブ
2.Le☆S☆Caにとっての3rdライブ
(コラム:キョーコ役吉井さんのお話)
3.4Uにとっての3rdライブ
4.QoPにとっての3rdライブ
5.777 SISTERSにとっての3rdライブ
(コラム:さよならレイニーレイディのお話)
6.まとめ
う、うわ~長くなりそうだな~って人は好きなところだけ読もう。実際長い。
0.intro~ライブ前~
4月のあの週って結構あったかくなってきた頃だったので個人的には非常に助かりましたね。
前日なぜか飲んでいたので朝起きてゆっくり準備して、ライブの雰囲気を楽しむために少し早く(昼くらいに)現地に着くように動きました。
2ndでチケットを忘れた前科があるのでしっかり確認して会場へ。
とりあえずナナシス有識者と駄弁りつつ、来たオタクに積んだCDを押しつけつつ、パンフを買ったらこれがまた良いものだったのでニコニコしていました。
結局Tシャツ、ペンラ、パンフを買ったんですけど、まあどれも買って良かったな~ってレベルでしたね。ペンライト、今後使えなさそうだけどまあいいかって言いながら買いました。。。
そんでパンフ読んでたら「Band member」とかいうクレジット見つけて早々にネタバレを喰らっていました(失神してました)
2日目は急いだのに割とギリギリで1日目の疲労も相まって辛かった(完)
スキマ時間で手紙を書くムーブに慣れてきてしまって良くない。
1.ナナシスにとっての3rdライブ
ナナシスにとっての3rdライブと銘打ったものの、どこから書けばいいか非常に難しいなと今直面しております。
ライブ前に茂木総監督が様々な箇所でインタビューを受けていて、そこでいくつか印象に残ったものがあったのでピックアップしていきつつ、ナナシスにとって3rdがどういう立ち位置なのかを簡単に紐解いていきたいなと思います。
①ナタリー
このライブを語るのに欠かせない『ハルカゼ』。
ハルカゼを実際に聴いたときの感想は後述するのですが、インタビュー内ではいくつか大事なキーワードが登場しているな、と思いました。
ただ僕は、ナナシスは人間を描くストーリーだと思っているので、いろいろなことがどのように変化していってもいいんです。それは音楽に関しても然り。だから今回、ナナシスの本質を表現するために777☆SISTERSに与えられた曲が、すべて生楽器のサウンドになったっていうのは至極当然のことでもあるんですよね。
ナナシスが人間を描いているのに僕が気づいたのは比較的最近で、(といってもEpisode 4Uの頃なんですが)元々「アイドルってなんだろう」を突き詰めた作品がナナシスなのだろうか、と漠然と考えていた僕をフルスイングしたのが4Uでした。
ご覧になった方は分かるかと思うのですが、あれはただのライバルユニットのエピソードではなく、れっきとした3人の女の子の物語でした。
そこで僕はようやく、この作品がもっと深い、1人1人のの女の子をしっかりと描く作品だと認識したのです。
また、ハルカゼが生楽器のサウンドになったのが至極当然、ということから、3rdの演奏が全て生演奏だったのはハルカゼのためか、と腑に落ちました。ちゃんと理由があっての生演奏だったのですね。
②animate Times
アニメイトタイムズではこのような話をしています。
茂木:3rdライブは、ずっとやりたかったことをやりますし、集大成的なものになると思います。三部作の最後というイメージがあって。これまでやってきたことを全部出していこうと思っています。ぜひ楽しみにしていてください!
1stから3rdまでで三部作。
僕自身は1stには行っていないのでBDで見ただけなのですが、今回のセットリストの並びを見ても、「SEVENTH HAVEN」から始まるセブンスシスターズ、「H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!!」から始まる777 SISTERS、そして最後にキャスト全員の「Star Glitter」。
これって1stや2ndですでにやってるんですよね。普通同じことをもう1度するのってなかなか勇気がいるんですが、"これまでやってきたことを成長した姿でもう1度やる"というのは、これまでを見てきた支配人各位には嬉しかったのではないでしょうか。
「ハルカゼ」があって、この3rdライブは動いて行ったのだろうなと思います。
当たり前のことしか書けないけど、当たり前の再確認です。
でもその当たり前ってのがとっても大事だなってのも、僕はナナシスに教えられたんですよね。
OPムービーで流れたこの言葉。
「The world will be changed」
「The sound will be changed」*1
「But...」
「My soul is not changed」
ナナシスのベクトルが不変であることを教えてくれて、僕は安心しました。
その集大成がこのライブだったのです。
2.Le☆S☆Caにとっての3rdライブ
Le☆S☆Caといえば、2ndライブからの出演となったユニットですが、彼女たちにとってもこのステージは大きな意味があったように思われます。
2ndの、あどけない初々しさを残したステージ。
2.5の、ユニットとして最大4曲をこなしたステージ。
その後に幕張という大きなステージで、今日も3人で1歩ずつ進んでいくということを示してくれました。
3公演とも1曲目はタンポポ。
この曲はイントロ、アウトロでの綿毛をイメージする振付がとても綺麗です。
また、サビの「甘い×3 私恋をしてるの」のハートを作ってからの跳ねるステップ。
恋をした思春期の女の子のワクワクとドキドキを表したかのようなステップです。
「君だよ」は3人で歌う所+全員で歌う所だったのですが、キョーコ役吉井さんの優しい笑顔、レナ役藤田さんのドキっとする笑顔、ホノカ役植田さんの屈託ない笑顔は癒しですね。
Behind moon
この曲生演奏にした途端最強のグルーヴソングに化けてしまってさすがに開いた口が塞がりませんでした。
何だあれは。という感じです。
サビの「どれくらいの」の後に3人が歩き出すところは何度見ても目を奪われます。
トワイライト
この曲は元々すごいんですけどこれも生演奏だとすごく身体がノってしまいました。
「ラピスラズリの色の青さで~」の吉井さんの歌声は反則!
この曲のステップは2歩踏み出すタイプのステップだったと記憶しているのですが、すこしうつむいてステップを踏む3人を見ていると、綺麗としか感想が出てきませんでした。
ちょうど衣装も濃い青の美しいものでしたからね。
YELLOW
この曲が最後だったのが、この3rdライブまでのLe☆S☆Caの集大成を見せる、という気持ちを示していたような気がします。
まあそんなに無理に意味をつけなくてもいいんですけど。
最終公演ではちょうどセンターステージの前あたりにいたので、「1歩ずつ今日を歩いてく」でセンターに向かう3人を迎えることができ、オタクスマイルになりました。*2
コラム:吉井彩実さんのお話
2ndでは散々道井さんのお話をしたので今日はキョーコ役の吉井さんのお話です。
なんか最近すごく応援したい声優さんになっています。
今年に入って、8 beat storyの方のイベントで何度か直接お話する機会があったので、ナナシスの話も少し伺ってみました。
・ライブの前の週のお渡し会では、「バリバリ踊ってます!」とのことでした。
・5/4のイベントでどうでした?って聞いたら、見えないところでハプニングがあったらしいです。
吉井さんの魅力は
・吉井さんだと意識せずに演技を聞けること(大事)
・声に含まれる優しさ、温かさ
・多彩な歌声
ですかね。*3
まだまだ作品も少ないですが、お仕事に対してすごく前向きな方だと感じているので、応援していてこちらも勇気をもらえます。
ブログもたくさん更新してるので読んでみてくださいな。
3.4Uにとっての3rdライブ
今回大活躍だった4U。
2.5はナナスタライブだったので出演はありませんでしたが、今回は盟友? KARAKURIの海外レコーディングもあり、フルで4曲のパフォーマンスを見せてくれました。
4Uにとっては3人が揃ったのが2nd、そしてその次が「Lucky☆Lucky」を引っ提げての幕張。
ウメ役山下さんが言ってた「1日目の後、深夜まで作戦会議をしていた」という言葉は、僕の中では、「曲に対する3人の解釈を共通させて、同じベクトルを向いたパフォーマンスをする」という売れていくバンドが通る道という認識になっています。
4Uもどんどん上にいきますね。
単独ライブにミニアルバム。
続報が待ち遠しい。
2日目の昼、トリトリで目の前数メートルに山下さんが来て煽ってた時は過去最高に声量が出ました。
あと「Lucky☆Lucky」はすごく777寄りな楽曲だなと。歌詞に「生きてる意味」というのが入ってるけど、これって「FUNBARE☆RUNNER」にも入っている歌詞なんだよね。
4.QoPにとっての3rdライブ
今回の3rdライブでQoPの話は欠かせませんね。
ひたすらに尖ったバンドなのでずっと高まりの向こう側にいたのでマジで何も覚えてないんですが。弾かれた。
目の前にファーブ役の広瀬ゆうきちゃんが来て相変わらずむっちゃ煽るのでむっちゃ飛んでました。
でもこれが彼女たちのデビューライブにしてはレベル高い。
しっかり練習してきたんだなと思います。
あとマツリさんがスティック落としたのを見ていたんですが、むっちゃ親近感が湧きました。早く次の曲をください。
5.777 SISTERSにとっての3rdライブ+α
今回はやっぱり「ハルカゼ」ですね。
ナナシスになかった生楽器バラード。
この曲を書いたのが茂木さん自身だというから驚きです。
編曲の岡さんも、イメージを損なわず、むしろ増幅させてくれるアレンジをありがとうございました。とお礼を言いたくなります。
全員が座っていき、ハルのソロから始まり。
最後、センターステージで全員で歌っている姿は、まるで1人1人が花びらである大きな花のように、まばゆく見えました。
「誰かの背中を押すために」、そんなキャッチフレーズをきれいごとと言われたらそれまでかもしれません。
でもそれを信じて、幕張で彼女たちを見守った皆さんは、きっとどこか背中を押されたのではないでしょうか。
ユニットも含めて他の楽曲の話もします。
・H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!!
1日目の公演、ここのハルソロでなぜかすっごく感動してしまってちょっと涙ぐんでました。
キラキラ届けたくて ここから歌うメロディ
という歌詞をステージの真ん中から歌うのはズルいです。
・Cocoro magical
やっぱり全体曲で1,2を争う楽しい曲。ここで体力をめちゃくちゃ持っていかれる。
本当に「楽しい!」しか感じられない。
僕の前方にいた高井さんのオタクが、目の前で高井さんが止まって歌ったので意味不明に跳ねていたのでニコニコしてしまった。やっぱり楽しそうにしてる人を見てるのが楽しいな~~~~
・KILLER☆TUNER
今回コーレスがちょっと変わってて、「どうやってこの気持ち伝えよう?」「どうやって夢は叶うの?→「こうやって腕を伸ばして」
と回答を提示してくれたので腕が3mくらい伸びた気がした。
「キミの夢聞かせてよ!」って歌詞が僕は大好き!
・Snow in "I love you"
イベント中600回プレイしても飽きなかった名曲。
今回僕の前方に誰もいなくて笑っちゃったけど楽しかった!*4
・FUNBARE☆RUNNER
座席があるのでその場で走りました。残念ながらバトンは渡しませんでしたね。
でも近くまで来てくれたから嬉しい~~~
・僕らは青空になる
青空になった(いつもエモくて記憶を飛ばしている)
ウィッチの中でも特筆したいのは今回は「SAKURA」ですね。
篠田さんのダンスのすごさをようやっと認識できました。
見ていて惚れ惚れするくらい綺麗ですねあの方。
1本背中にすじが通っているかのような安定感があります。
全体曲で今井さんと並んで踊っていた時の目の満足感がすごかった。
あとSAKURAセンターステージで4人が回りながら踊るところ、あそこも桜降らせて良かったのでは・・・?というくらい美しかった。
「PRIZM♪RIZM」ははしゃぎまくるやつ。
SiSH
3rdになって改めて完成形を見た気がした。と思わせる3人のダンスでした。
振付そろそろ覚えてきたなあ。
あとはお願いMy☆Boyの生演奏がすごかった。。。
NI+CORA
ガールズトークと他の曲の差がすごい楽しい。
ライブ終わって仕事出て電話が鳴るたびに高田のゆうきちゃんの声が聞こえる幻聴になった。
控えめに言ってセカイのヒミツの生演奏がすごく良かった。
サワラ役中村さんのすごく優しい表情がとっても好きなんですよね。
カジカ役高井さんのキラキラした笑顔もとってもカジカちゃんです!
書いてない曲、楽しくなかったとかではなくて言葉にできない楽しさとか書き始めたら終わらないので省略したってことです。
(コラム:さよならレイニーレイディのお話)
ここで一つSiSH関連のお話。
2日目のあいさつで、スイ役の道井さんが「誰かの背中を押せるような」というワードを使いました。
道井さんはこれまでを見ていてもナナシスへの想いは人一倍強い方だと思っていて、そんな方がステージ上でこのワードを使うということは、相当の覚悟を持ってステージに立っているんだなと理解していました。
SiSHの「さよならレイニーレイディ」は僕なりにものすごく勇気づけられた曲でした。
2番、以下の歌詞の部分です。
とりあえず詰めたカバンの中身
大事なものがわからない
ここでステージに3人が離れた位置から、道井さんが歌いつつ、中央のシズカ役今井さんへと歩いて行きます。反対からはスミレ役の清水さんも中央へ。
くだらない話を
覚えてみたけど
僕は元々くだらない
ここで今井さんを先頭に、センターステージへ向かいます。
この、自分を見失ったかのような歌詞のところでSiSHは踊りません。1ミリも。
僕は最初の公演で衝撃を受けました。
SiSHといえば今井さんを筆頭に、そのコンビネーションが目を離せない綿密なダンスが魅力の一つであると言えます。
SiSHのアイデンティティであるそのダンスを捨てて、それでもなお目を離せない。
後ろ向きな歌詞、それでも前に進む、凛とした表情でただ前に進む3人の姿。
まさにSiSHが誰かの背中を押すのにはこれがぴったりの演出だったのではないでしょうか。
6.まとめ
まとめられないくらい書きなぐったのですが、次のライブは武道館らしいですね。
どういう構造にするのか今から楽しみです。
その前の新曲にしろ、4Uにしろ、僕が期待しているようなことは、多分さらっと超えてくるんでしょうね、茂木総監督は。
僕は信者とかじゃないんですけど、ここまでのものを見せられたら、次が楽しみになりました。
今はゆっくり?休んで、また良いものを仕上げていただきたいものです。
それではまた。