初音ミクと10年。

8/31は初音ミクの10周年らしい。

 

らしい、というのは恥ずかしながらしばらくボカロ、特にミクはほぼ聴き専というくらい曲を書いておらず、先日2年ぶりくらいに新曲を上げたから。

 

僕自身はミクに出会って7年くらい。

面白いなと思ったのはハチさんのマトリョシカだった。

はじめに好きになったのはこの曲だった。

 

 

ミクの歌わせ方がとても人間のように聞こえて、それでいて機械っぽさを残していて。

今思えば最初から僕にとってのミクの魅力はそこにあったのかもしれない。

 

 

 

初音ミクが歌う。

 

 

 

僕にとってはそれは自分が歌っているのと同義だ。

 

2年前に別のブログに書いたこと、今でも覚えているし、僕はその気持ちを失っていない。

 

僕の作った曲を、僕が調声した初音ミクが歌うとき、そこで本当に歌っているのは僕自身だ。

人間でもない、かといってロボットとも言い切れない、中途半端な存在である初音ミクが歌うのは、ココロの中にもやもやと存在している、声にならない声である、僕のことばだ。

 

ね?今日も僕は歌う。初音ミクを通して。

 

明日も誰かの声になる。

 

10周年、おめでとう。